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弁理士、1級知的財産管理技能士であるGolferPAが、弁理士試験、知的財産管理技能検定試験の合格を目指す方々にとって有益な情報をご提供します。新司法試験の論文式試験(選択科目:知的財産法)を受験される法科大学院の方々にもお役に立てると思います。また、知財・弁理士の実務関連についても情報展開していきます。更に、ちょっとした書評もお伝えします。
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自分の小さな「箱」から脱出する方法
自分の小さな「箱」から脱出する方法
自分の小さな「箱」から脱出する方法 アービンジャー インスティチュート 金森 重樹 冨永 星

大和書房 2006-10-19
売り上げランキング : 105

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2日で人生が変わる「箱」の法則 ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。 ダメな自分を救う本―人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック 実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法 愛とは、怖れを手ばなすこと (サンマーク文庫 E- 45)

この著書の監修者である金森重樹さんが前書きで、
 
「我々がこの世で受ける苦しみは、それぞれが脈略なく発生しているようでいて、その根本の原因を作り出している発生源が、他ならぬ自分自身のものの見方であることが人生において存外に多いのかもしれない」
 
と述べられているが、この著書の要点を言い表していると思います。
また、本書では、自己欺瞞=「箱の中に入っている」と表現しています。
 
自分を欺いているときには、わたしたちは『箱の中』にいるというわけだ。
 
こちらが相手に対して抱く感情は、何によって決まるのかというと、こちらが相手に対して、箱の中にいるか外にいるかで、決まる。
 
相手との関係を考える前に、自分が、箱の中にいるか、をよく考えなくちゃいけないですね。
自分は箱の中にいない、と思うことが、既に、自分が箱の中にいる、ということを示しているのかもしれない。
 
誰かを非難している時は、その原因は相手にではなく自分にある
 
身の周りの人間関係は実はすべて自分が原因で引き起こしている
 
これは痛いところを突かれました。
自分が意識していないところで、こういうことが起こってるんだと考えると、自分が怖くなってきます。
 
いったん自分の感情に背くと、すべての思考や感情が、何をしようと自分が正しい、と主張しはじめるんだ
 
自己の正当化は、私もよくやってしまいます。
最近、それを少し自覚できるようになってきましたが、まだまだです。
 
「自分への裏切り」、とは、
 
1.自分が他の人のためにすべきだと感じたことに背く行動を、自分への裏切りと呼ぶ。
2.いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。
3.周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると、現実を見る目がゆがめられる。
4.したがって、人は自分の感情に背いたときに、箱に入る。
5.ときが経つにつれ、いくつかの箱を自分の性格と見なすようになり、それを持ち歩くようになる。
6.自分が箱の中にいることによって、他の人たちをも箱の中に入れてしまう。
7.箱の中にいると、互いに相手を手ひどく扱い、互いに自分を正当化する。
  共謀して、互いに箱の中にいる口実を与えあう。
 
とされていますが、つくづく自分は、ゆがんだ目で、周囲を見てるなぁ、と反省します。。。
 
「箱の中にいるときに、しても無駄なこと」は、
 
1.相手を変えようとすること
2.相手と全力で張り合うこと
3.その状況から離れること
4.コミュニケーションを取ろうとすること
5.新しいテクニックを使おうとすること
6.自分の行動を変えようとすること
 
とされていますが、特に、1.、2.、6.はやってしまってますね。。。これも、また、反省。。。
 
箱の中にいたわたしが何よりも求めていたのは、自分が正当化されることだったの。一晩中、いいえ、もっと前から息子を責め続けていたとしたら、自分が正当化された、自分が正しかったと感じるために、何が必要になる?
 
相手が間違っていなくてはなりませんね。息子さんを責めている自分を正当化するには、相手が責めるに足る人間でなくてはなりませんから
 
これは気をつけなきゃいけないですね。
 
人は自分の小さな「箱」からどうやって抜け出すことができるのだろう。
私たちは、自分の小さな「箱」のために、妻や息子、会社の同僚たちに対して何と言うことをしてしまったのだろうか・・・相手のことを思い、自分の過ちを悔やんだときに、自分は箱の外に出ていることになる
 
相手を、自分と同様きちんと尊重されるべきニーズや希望や心配ごとを持った一人の人間として見はじめたその瞬間に、箱の外に出るんだ
 
相手に逆らうことをやめた瞬間に、箱の外に出ることができる。自分を正当化しようという考えや感情から解き放たれるんだ。だから箱から出る方法は常にわたしたちの目の前にあるということになる。だって、自分が抵抗している相手は目の前にいるんだからね。相手に対する感情に背くのをやめて、相手に抵抗するのをやめることは可能だ。
 
相手を色眼鏡かけずに、きちんと、ストレートに見れるようになったときに、箱から出れるのでしょうね。
 
この本は、ほんとに、自分の心に響きました。原書も読んでみようと思います。
 
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プロフィール
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企業弁理士
趣味:
ゴルフ
自己紹介:
GolferPAです。
ゴルフ好きが弁理士になりました!
これからも知財のスペシャリストになるべく、勉強続けていきます!
皆さん、よろしくお願いします。

■2008年11月
 弁理士試験合格
■2009年4月
 弁理士登録
■2011年2月
 特定侵害訴訟代理業務
 付記登録

■2008年12月
 1級知的財産管理技能士
■2005年3月
 電気通信主任技術者
 (第一種伝送交換)
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