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弁理士、1級知的財産管理技能士であるGolferPAが、弁理士試験、知的財産管理技能検定試験の合格を目指す方々にとって有益な情報をご提供します。新司法試験の論文式試験(選択科目:知的財産法)を受験される法科大学院の方々にもお役に立てると思います。また、知財・弁理士の実務関連についても情報展開していきます。更に、ちょっとした書評もお伝えします。
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能担研修9回目
 能担研修9回目は、商標権侵害訴訟でした。
 
毎年、商標&不競争は合格へのネックになるということで、気合いを入れていかないといけないと思っています。
 
今年度の試験では、これまでの慣習に従えば、特許法が訴状起案、商標&不競争が答弁書/準備書面起案のようなのですが、個人的には逆のほうがよかったなぁと。
 
商標は、商標的使用など、なかなか手強い論点があるので、短時間の試験時間内に、わかりやすく上手く書けるかというところが心配です。
 
これから気合い入れて練習しないといけないなと感じています。
 

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実践!ビジョナリーカンパニーへの教科書
4798022039 実践!ビジョナリーカンパニーへの教科書
小倉 広
秀和システム 2009-03


れっくす。さま!の読書録を読んで、本書を読んでみました。

確かに、教科書と名打っているだけあって、読みやすく、頭に入ってくるような気がするのですが、元となったコリンズ先生の「ビジョナリー・カンパニーほど腹落ち感がしなかったのは何故だろうか。

要因はいくつかあるかもしれませんが、解説で取り上げられている事例が身近なものに感じられないことが大きい気がしました。少なくとも私には。

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平成22年度弁理士試験論文式筆記試験(必須科目)問題及び論点
 特許庁HPにて以下が公表されました。


長文&小問展開パターンは落ち着いてきたようですね。
そして、意匠や商標での趣旨系問題も。
更に、全体的には、難解な問題はほとんどなく、基本的な問題が多い感じがしました。

これらは、基本的な勉強をしっかりしたきた方を合格させることと、採点のしやすさ(それに伴う採点の公平性)などが要因だと思われます。

今年、受験された方々、おつかれさまでした。
1・2日は静養してください。そして、口述試験に向けて再び、ねじをまわしてください。ここ最近の弁理士試験の最大の山場は口述試験になりつつあります。決して侮らずに、早い段階から、十分な準備に取り掛かってください。

来年以降受験予定の方、早いうちに、今年の論文問題を解いてみてください。そして、特許庁の論点や、予備校等から出てくる模範解答を利用して、自分の答案を採点し、来年以降に向けて何が必要かを見つける作業に取り組んでください。


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カーネギー 心を動かす話し方―一瞬で人を惹きつける秘訣
4478770212 カーネギー 心を動かす話し方―一瞬で人を惹きつける秘訣
デール カーネギー 山本 悠紀子
ダイヤモンド社 2006-02


世にある自己啓発本の多くはカーネギーの著書に基づき書かれていると言われています。

本書は、「話し方」にフォーカスした内容になっています。
カーネギーが始めた「話し方教室」におけるトレーニング・コースの内容から生まれたのが本書とのことです。

私自身、大勢の前で、スピーチやプレゼンをすることには慣れているので、緊張しないということはないですが、きちんと伝わるように話したい、皆が賛同するように話したい、という希望があります。

本書はこの希望を叶える手助けになるのではないかと思い、読んでみました。

すべてがすべて私自身に通じるかというと疑問に思う部分もありますが、感服した点については、座右の銘にしたいと思います。

以下、気になった原則について記します。

第3章 簡単で効果的な話し方
・経験や学びを通して得たものについて話す
 ・みずからが心をかきたてられる主題を選ぶ
 ・聴衆にぜひ聞いてもらいたい話をする

第4章 聴衆の関心を引く話し
・実例をたくさん使う
・映像が浮かぶような具体的な言葉を使う

第5章 生き生きした話し手となる
・感情を再現する

第7章 聞き手に行動をおこさせる短い話
・聴衆にしてほしい行動を要点として述べる
・聴衆が期待している理由や利益を示す
 
第8章 知識や情報を提供する話
・よく知られているものに喩える
 
第9章 心をつかむ話
・受け入れムードを醸成する
・聴衆に敬意と愛情を示す
 
第10章 聞き手を楽しませる即興の話
・すぐ実例を使って話し始める
・即席でなく即興の話をする


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弁理士とは?
弁理士と弁理士試験のブログ-弁理士試験の勉強法-」ブログと、「独学の弁理士講座 -弁理士試験の勉強法-」ホームページでおなじみのドクガクさんの「弁理士の日に「弁理士とは?」というテーマで記事を書きませんか?」呼びかけに呼応して、本日は、私なりの「弁理士とは?」について書いてみます。
(私のほかにも沢山の弁理士・知財関係者・弁理士試験受験生などの方々がブログで同じ話題について書かれているので、ドクガクさんのブログのリンクからたどってみてください。)

みなさん、「弁理士の日」というものをご存じですか?
実は、本日、7月1日が「弁理士の日」です。

現在の弁理士法の前身である「特許代理業者登録規則」が施行されたのが、1899年(明治32年)7月1日ということで、日本弁理士会が、平成9年に、「特許代理業者登録規則」施行日の7月1日を「弁理士の日」に制定しました。
その後、毎年、この日の前後には、全国各地で、日本弁理士会、またはその支部による無料相談会などのイベントが開催されています。


さて、
弁理士というのは何だ?
というと、ググってみればいろいろと解説は出てくると思いますので、詳しくはそちらにお任せさせていただくとして、世間一般でよく言われるのは、
特許出願の代理人
というものだと思います。

ところが、私のように企業にいる弁理士にとっては、必ずしもこれが当てはまるとは言えません。
出願業務については外部弁理士さんに依頼していることが多い企業にとっては、むしろ、内部弁理士さんにとって、その定義は、否、ということかもしれません。

では、企業にいる人は弁理士資格を取っても無駄なの?
そう、無駄と言われる方も多いと思います。

ただ、私は違うと考えています。
(以下は、主として理系出身の弁理士のお話しになります。)

なぜか?

意外とネームバリューがあるんです。
これまで知らなかった方も、私のメールの署名欄の「弁理士」というのを見て、ググって、へ~、そんな資格なんだぁ、と理解していただける方も多いのです。

で、弁理士、とわかったら、どういう風に見られるのか?

それは、技術と法律の両方ともわかる貴重な存在、というように見られるのです。

私はもともと工学部卒で、現在、新規技術の評価や、技術戦略立案、国際技術標準化などを手掛けており(以前は、サービス企画開発や事業企画もやりましたが)、社内では技術がわかる人と見られています。

そこに、この「弁理士」というネームバリューが影響することで、社内で法律や制度もわかる人とも見られるようになるのです。

社内を見渡しても、技術と法律に長けた人はなかなか見当たりません。
そう弁理士である自分は、社内では、客観的には、かなり貴重な人材と見られるようになるのです。

自分の職場での価値を向上させるにはよい武器と言えます。

ただし、当然ながら、内実伴わないといけません。
弁理士試験では取り扱われないような実務的な面とか、契約関連とか、弁理士登録した後もしっかりと勉強を続けなければ、真の技術と法律のわかる人にはなれません。
私もこれを目指すべく、日々努力しているところです。

では、技術と法律に長けた人と見られた場合に、具体的にはどんな業務がやってくるのか。

その一つは、社内コンサル的な業務です。

新技術を開発・実施する際に、その技術自体の評価と、知財・法的観点からの評価の両方をお願いされることが多いです。
また、私のほうから進んで、新技術の開発・実施時に、その技術を理解した上での、知財・法的観点からのアドバイスをすることも多いです(私の場合、これまでに経験から、場合によっては、サービス開発・事業企画上のアドバイスもさせていただきます)。

これらの業務はやっていて大変ではありますが、なかなか面白い業務です。
レベルが違うかもしれませんが、社外の知財系コンサルでも同様のことをしているのではないかと考えています。

とすると、弁理士の今後の新たな業務分野の一つとして、コンサルティング業務が注目されていますが、企業弁理士は社内にいながら、その基礎訓練をできるのではないか、と考えています。

かなり長文になってしまいましたが、企業弁理士とは何か?について私なりの思いをお話ししてみました。

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論文出題予想が見られる
 今年度の論文試験の日が近づいてきました。
受験生のみなさまは最後の追い込み、がんばってください。
と同時に、体調管理には十分注意してください。
なんといっても身体が資本です。体調よくなければ実力を発揮することができません。

ところで、LECのメールマガジンがあるのですが、この読者限定で、論文出題予想が見られる、とのことです。
未登録の方はこれを機会に登録してみてはいかがでしょうか?
(LECの回し者ではないのですが、この予想、見ておいて損はないと思ったので。)



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菅首相、弁理士報酬136万円
 日経新聞オンラインに以下の記事が出ていました。


ほとんど弁理士業は直接的にはできていないので、このぐらいなんでしょうね。
意外とある、と見るのか、少ない、と見るのか。

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人を動かす 特装版
4422100459 特装版 人を動かす
D・カーネギー 山口 博
創元社 2007-03-28


デール・カーネギーの古い本ではありますが、内容的には現代にも通ずる普遍的なものがあります。
日本で430万部、世界で1500万部以上の売上だそうです。

世の中の自己啓発本のほとんどは、このカーネギーの著書や考え方を基本にしているので、読んでおく価値はあると思います。

ところどころ作為的すぎるように感じる部分があるのですが、日本人の感覚だからなのかもしれません。
このぐらい恥ずかしがらず、大げさに、明示的に取り組んでいかないと、身に付かないのだと思います。

各節の最後のまとめのところだけ以下に取り上げました。

すべての項目が重要とは思いませんが、自分の心に響いたものは、都度、見返して、日常に取り入れていきたいと思います。

【人を動かす三原則】
  1. 批判も非難もしない。苦情もいわない。
  2. 率直で、誠実な評価を与える。
  3. 強い欲求を起こさせる。
 
【人に好かれる六原則】
  1. 誠実な関心を寄せる。
  2. 笑顔で接する。
  3. 名前は、当人にとって、最も快い、最も大切なひびきをもつことばであることを忘れない。
  4. 聞き手にまわる。
  5. 相手の関心を話題にする。
  6. 重要感を与える──誠意をこめて。
 
【人を説得する十二原則】
  1. 議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける。
  2. 相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。
  3. 自分の誤りをただちにこころよく認める。
  4. おだやかに話す。
  5. 相手が即座に"イエス"と答える問題を選ぶ。
  6. 相手にしゃべらせる。
  7. 相手に思いつかせる。
  8. 人の身になる。
  9. 相手の考えや希望に対して同情を持つ。
  10. 人の美しい心情に呼びかける。
  11. 演出を考える。
  12. 対抗意識を刺激する。
 
【人を変える九原則】
  1. まずほめる。
  2. 遠回しに注意を与える。
  3. まず自分の誤りを話した後、注意を与える。
  4. 命令をせず、意見を求める。
  5. 顔を立てる。
  6. わずかなことでも、すべて、惜しみなく、心からほめる。
  7. 期待をかける。
  8. 激励して、能力に自信をもたせる。
  9. 喜んで協力させる。
 
【幸福な家庭をつくる七原則】
  1. 口やかましくいわない。 
  2. 長所を認める。
  3. あら探しをしない。
  4. ほめる。
  5. ささやかな心づくしを怠らない。
  6. 礼儀を守る。
  7. 正しい性の知識を持つ。


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ビジョナリー・カンパニー
4822740315 ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
ジェームズ・C. コリンズ ジェリー・I. ポラス James C. Collins
日経BP社 1995-09


『すばらしいアイデアを持っていたり、すばらしいビジョンを持ったカリスマ的指導者であるのは、「時を告げること」であり、ひとりの指導者の時代をはるかに超えて、いくつもの商品のライフサイクルを通じて繁栄し続ける会社を築くのは、「時計をつくること」である。』

ついつい会社をよくしていこうと思うと、自分が「時を告げる」人になろうとしたり、そういう人を探し出そうとしがちであるが、それでは、会社の繁栄は続かない。しっかりとした「時計をつくること」ができれば、メンテナンスを怠らない限り、会社はうまく生き続ける。

ビジョナリー・カンパニーの創業者のほとんどは時を告げるタイプではなく、時計をつくるタイプであった、とのこと。
この事実には少々驚いた。創業者はときを告げるタイプで、その後、時計をつくることができた、と考えていたから。

ビジョナリー・カンパニーは、

『「ORの抑圧」に屈することなく、「ANDの才能」によって、自由にものごとを考える。「ANDの才能」とは、さまざまな側面の両極にあるものを同時に追求する能力である。AかBのどちらかを選ぶのではなく、AとBの両方を手に入れる方法を見つけ出すのだ。』

こういった選択は、会社の業務において、様々な場面で登場する。重要案件があれば、些細な案件もあるが、いずれにしても、ついついORで考えてしまう。今後はなんとかANDになるような道を見つけられるよう努力してみたい。

『基本理念=基本的価値観+目的』
『基本的価値観=組織にとって不可欠で不変の主義。いくつかの一般的な指導原理からなり、文化や経営手法と混同してはならず、利益の追求や目先の事情のために曲げてはならない。』
『目的=単なるカネ儲けを超えた会社の根本的な存在理由。地平線の上に永遠に輝き続ける道しるべとなる星であり、個々の目標や事業戦略と混同してはならない。』

非常にわかりやすい定義である。
目的のところは、ついつい個々の目標や事業戦略と思いがちである。

最後に、四つの概念:


『・時を告げる予言者になるな。時計をつくる設計者になれ。
・「ANDの才能」を重視しよう。
・基本理念を維持し、進歩を促す。
・一貫性を追求しよう。』

でまとめられていたが、今後の業務、会社人生において、常に意識していきたい。
と同時に、これが、自分にとって、唯一無二正しいことではないかもしれないので、これをベースに自分の概念というものも追い求めてみたい。


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能担研修7回目
6月24日に能力担保研修7回目を受けてきました。

今回は、特許侵害訴訟の前回の続きと、後半は法曹倫理でした。

法曹倫理のところは、法定もされているので、もっと厳格な感じかと思いましたが、講義を受けた感じでは、大部分、「判断」に任せられるんだなぁと。

そのため、「君子危うきに近寄らず」ということわざが妥当するようです。


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プロフィール
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男性
職業:
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趣味:
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自己紹介:
GolferPAです。
ゴルフ好きが弁理士になりました!
これからも知財のスペシャリストになるべく、勉強続けていきます!
皆さん、よろしくお願いします。

■2008年11月
 弁理士試験合格
■2009年4月
 弁理士登録
■2011年2月
 特定侵害訴訟代理業務
 付記登録

■2008年12月
 1級知的財産管理技能士
■2005年3月
 電気通信主任技術者
 (第一種伝送交換)
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