忍者ブログ

弁理士、1級知的財産管理技能士であるGolferPAが、弁理士試験、知的財産管理技能検定試験の合格を目指す方々にとって有益な情報をご提供します。新司法試験の論文式試験(選択科目:知的財産法)を受験される法科大学院の方々にもお役に立てると思います。また、知財・弁理士の実務関連についても情報展開していきます。更に、ちょっとした書評もお伝えします。
*admin*entry
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

東京地裁 法廷傍聴
昨日ですが、弁理士新人研修の一環で(ただし、抽選でしたが)、東京地裁の法廷傍聴に参加してきました。

仕事の関係で、これまでに2回、知財高裁に行きましたが、いずれもラウンド法廷であったため、今回の通常法廷は初体験でした。

せっかくの機会なので、傍聴席の最前列のど真ん中に座らせていただきました。

案件は特許侵害事件で、昨日は第1回口頭弁論期日であったことと、被告側の準備状況がよくなかったため、次回の期日の調整とそこでの主張予定内容について若干協議しただけで比較的あっさりと終了しました。

期日終了後、民事29部の清水裁判長等から解説があり、また、質疑応答が行われました。
これまたせっかくの機会なので、いくつか質問をさせていただきました。

その後、時間があったため、同じ法廷で行われた著作権侵害事件の口頭弁論についても傍聴させていただきました。こちらのほうは双方の代理人が主張する場面が結構あったので、前期特許事件よりは、少し面白く(当事者の方々には申し訳ありませんが)傍聴させていただきました。

更に、せっかくの機会なので、別の法廷で行われた刑事事件(銀行強盗未遂等)の判決も傍聴させていただきました。テレビドラマ等では省略されることがほとんどの裁判長による判決文全部読みを傍聴することができ、嬉しかったです(これについても当事者には申し訳ございません)。

このような感じで、今回の東京地裁の法廷傍聴では貴重な経験をすることがすることができました。この機会を与えていただいた日本弁理士会、東京地裁の皆様に感謝したいと思います。ありがとうございました。

この経験をぜひ、自分の今後の業務に活かしていければと強く心に感じています。

拍手[0回]

PR
法廷傍聴
弁理士新人研修の一環のようなかたちで、裁判所見学に参加できることになりました。

抽選だったようなので、当てていただいてよかったです。

9月16日の東京地方裁判所・民事29部の予定です。
清水判事の裁判を観れるといいなと期待します。

法廷傍聴の後、判事のお話しも聞けるとのことなので、こちらも楽しみです。

拍手[0回]

日本弁理士会 中央知的財産研究所 第7回公開フォーラムに参加
本日開催された「日本弁理士会 中央知的財産研究所 第7回公開フォーラム」に参加してきました。

聴講者には、塚原 知的財産高等裁判所長(一番前の席のど真ん中でパネルディスカッションIだけ聴かれて帰られましたが)、筒井 日本弁理士会会長東京地裁 民事第29部 清水判事ほか裁判官の皆様、など豪華な顔ぶれが揃っていたのには少々驚きました。

内容的には、パネルディスカッションIでは、商標機能論、商標的使用、商標法26条1項2号・3号、意匠的使用との関係、立体商標と3条1項3号・3条2項・26条等との関係についてでした。

各人の発表時間が長く、結局、ディスカッションの時間はほとんどなかったので、パネリスト全体のまとまった意見はなかったのですが、26条の規定は「商標的使用」の確認規定にとどまらず(北大・田村教授のお考え)侵害訴訟において商標的使用や非類似の主張と26条の主張とは並列し得るとか(ただし、裁判例では26条が単独で主張されることはほとんどなく、商標的使用は非類似と併せ技で使われることが多く、また、裁判所のさ最終的な判断においては26条が使われずに商標的使用や非類似で結論付けていることが多い)、フレッドペリーの要件の射程は広くないとか、商標法で保護する範囲はあまり広げずはみ出たところは不正競争防止法でカバーするとか、最近の立体商標登録を認めた知財高裁の判断(コカコーラ、ギュイリアンチョコレート等)はやりすぎ、のような意見が出されていました。

次に、パネルディスカッションIIでは、特許法104条の3の規定は早くも改正の対象として検討されており(特許法大改正の検討の中)、ダブルトラック(審判(無効審判・訂正審判)と訴訟)の問題等について、ナイフ加工装置事件最高裁判決等を材料としつつ、米国の制度改正の動向なども踏まえた調査結果が各人から報告された。

しかし、こちらのパネルにおいても時間がなく、ディスカッションの時間はなかったため、各人の意見は聞けても全体のまとまった意見というものを聞くことができなかったのは残念であった。

以上のような実務上の現在の問題点については、弁理士試験においても問われる可能性が非常に高いため(口述試験でも)、受験生の皆様も、今のうちにしっかりと頭を整理しておいたほうがよいと思われます。

拍手[0回]

新人研修
先日、弁理士 新人研修の資料一式が会社に届きました。

全部で10cmを超える厚さで、結構な量です。

ペーパーレス化しないのでしょうかね。電子ファイルでいただければいいのですが。

集合研修は希望通り、土曜日になりました。ほっとしました。
同じ日程の同期の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

e-ラーニングは8月5日からとのことなので、会社の昼休みや出張中にコツコツ取り組んでいこうと思っています。

拍手[0回]

| 1 | 2 |
| prev | top |
CM : 忍者ブログ : [PR]
資格・講座&ランキング
資格・講座の検索はこちらから ↓






オンライン資格講座 【スタディング】

他の弁理士のブログが見たい方 ↓
にほんブログ村 士業ブログ 弁理士へ
TAC/Wセミナー 知的財産管理技能検定
ブログ内検索
TAC/Wセミナー 弁理士(初学者対象)
◆◆◆2022年合格目標◆◆◆

2年本科生

◆◆◆2021年合格目標◆◆◆

1年本科生
短答本科生
入門講義

◆◆◆2020年合格目標◆◆◆

単科(インプット編)
単科(アウトプット編)
民法トータルパック
民法論文式全国公開模試
プロフィール
HN:
GolferPA
性別:
男性
職業:
企業弁理士
趣味:
ゴルフ
自己紹介:
GolferPAです。
ゴルフ好きが弁理士になりました!
これからも知財のスペシャリストになるべく、勉強続けていきます!
皆さん、よろしくお願いします。

■2008年11月
 弁理士試験合格
■2009年4月
 弁理士登録
■2011年2月
 特定侵害訴訟代理業務
 付記登録

■2008年12月
 1級知的財産管理技能士
■2005年3月
 電気通信主任技術者
 (第一種伝送交換)
お問い合わせ
BACKGROUND / tudu*uzu
DESIGN / Lenny