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弁理士、1級知的財産管理技能士であるGolferPAが、弁理士試験、知的財産管理技能検定試験の合格を目指す方々にとって有益な情報をご提供します。新司法試験の論文式試験(選択科目:知的財産法)を受験される法科大学院の方々にもお役に立てると思います。また、知財・弁理士の実務関連についても情報展開していきます。更に、ちょっとした書評もお伝えします。
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答案構成方法
論文試験では、答案構成が非常に重要です。

この答案構成についても人によって様々な方法があるようです。

ざっくり分類すると以下のようなものでしょうか。
  1. みっちり型: 論文の骨子をすべてきちんと記載。論理展開を明示し、接続詞・条文番号なども記載。実際に論文を書くときは、答案構成をほぼ機械的に文章化するだけ。
  2. あっさり型: 論文の各章の見出しレベルのみ記載。書くべき分野のみ明示。
  3. ハイブリッド型: 上記2つの間に位置し、論点やキーワードぐらいは書くが、各々の内容詳細までは記載しない。条文番号は気になる部分だけ記載しておく。
1.は答案構成さえできてしまえば、あとはひたすら書くことに集中できる点、ミスや穴ができることを防止できる点がメリットです。一方、答案構成に時間がかかり過ぎる点がデメリットです。

2.は答案構成の時間を少なくでき、結果的に、記載量を増やすことができる点がメリットでしょう。ただし、ある程度、頭の中で論理展開や論点を描くことができなければ、書いている途中に、論理矛盾を起こしたり、ミスや穴につながってしまうリスクがあります。

3.は多くの方が採用する方法だと思います。記載内容・記載量・記載時間どれをとっても無難だからです。条文番号は全て記載しておくなどのオプションも考えられます。

私のほうは、最初の頃から、答練のみならず、本試においても、1.の方法を採っていました。その結果、答案構成に時間をかけ過ぎてしまい、実際の論文を書くための時間を削ることになり、逆に、ミスしたり、字が汚くなったりすることが多かったです。

3・4回目の論文試験受験あたりから徐々に3.型に移行し、ようやく合格年の5回目のときに、2.型になりました。

どの方法がよいかは各自の性格にもよるので、答練や自宅での全文書き演習時にいろいろと試してみることがよいと思います。

2.の方法は上級者向けだと思うので、初学者の方は自宅での演習時には1.型でじっくり・しっかり書く練習を中心にして、答練時に3.型を実施することがよいと思います。自宅時には理解を深め、論理展開を勉強することができるからです。

よろしければ参考にしてみてください。

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これからも知財のスペシャリストになるべく、勉強続けていきます!
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