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弁理士、1級知的財産管理技能士であるGolferPAが、弁理士試験、知的財産管理技能検定試験の合格を目指す方々にとって有益な情報をご提供します。新司法試験の論文式試験(選択科目:知的財産法)を受験される法科大学院の方々にもお役に立てると思います。また、知財・弁理士の実務関連についても情報展開していきます。更に、ちょっとした書評もお伝えします。
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筆力向上方法
弁理士試験の論文試験においては、短時間のあいだにかなりの量の文章を手書きする必要があります。つまり、必然的に筆力が要求されます。

筆力というと、手を動かして文字を書いてる姿を想像しがちです。そして、筆力向上のために筋トレ風に、とにかく文字を書く練習に集中しがちです。
確かに、その面の特訓も必要ですが、実際に自分が答案を書いている姿を思い返してみると、書くべき文章を思考している時間や、法文集で条文番号・内容等を確認している時間が意外と多いことに気付くと思います。

そうすると、筆力向上のためには、筋トレのほかに、思考時間や条文確認時間の短縮化も有効ということになります。

思考時間が長くなる主な要因としては、書くべき論点自体を記憶から再現するまでの時間が長いか、論理的に論述を展開するために前後の流れに則した論点の記載方法を考える時間が長いことが考えられます。
これを克服するためには、前者の場合には、以前、「引出しの増加・メンテナンス」や「法的問題処理回路」でお伝えした内容に取り組むことが効果的であると思います。
一方、後者の場合には、当ブログの「テクニック・その他本」にあるような本を読んで、論理的な文章を書くためのコツを掴み、実践練習してみることが良いと思います。

次に、条文確認時間の短縮化ですが、これを克服するためには、条文と慣れ親しむことが最適です。以前、「口述試験向けの勉強をしよう!」でお伝えしたように、口述向けの勉強をしていれば自然と条文の勉強になるので、暗記できる条文内容や番号等を増やすことができると思います。

当然ながら、最初にあげた「筋トレ」も必要です。私の場合も、実際に手を速く動かす練習はかなりの数をこなしました。この際、単純に手を動かすだけでは時間がもったいないので、模範解答等を写経する訓練に取り組みました。これは同時に、思考時間短縮化にもつながるのでおススメです。

よろしければ参考にしてみてください。

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自己紹介:
GolferPAです。
ゴルフ好きが弁理士になりました!
これからも知財のスペシャリストになるべく、勉強続けていきます!
皆さん、よろしくお願いします。

■2008年11月
 弁理士試験合格
■2009年4月
 弁理士登録
■2011年2月
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 付記登録

■2008年12月
 1級知的財産管理技能士
■2005年3月
 電気通信主任技術者
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