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弁理士、1級知的財産管理技能士であるGolferPAが、弁理士試験、知的財産管理技能検定試験の合格を目指す方々にとって有益な情報をご提供します。新司法試験の論文式試験(選択科目:知的財産法)を受験される法科大学院の方々にもお役に立てると思います。また、知財・弁理士の実務関連についても情報展開していきます。更に、ちょっとした書評もお伝えします。
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知財小六法
4827109133 知財小六法 平成21年版 (2009)
発明協会 2009-01

お薦め度 by GolferPA
試験用 ★☆☆☆☆
実務用 ★★☆☆☆

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ノルマ
試験勉強は大体が孤独での作業です。

特に独学でやられている方や、
会社に内緒で勉強されている方などはそうだと思います。

私も、答練以外は基本的には独学に近い形で勉強してきました。

独学、あるいは独学に近いかたちだと、
気をつけないといけないのは、やはり、スケジュール管理です。

強制的に管理してくれる人・モノがないので、
ついつい後回しになったり、さぼったりしてしまいます。

そこで、それらを防止するために、
私の場合、自分にノルマを課すことが多かったです。

そして、ノルマを課す、計画・スケジュールを立てるときには、
長期・中期・短期のスパンごとに作成することが大切です。

長期は、口述試験までのスケジュールを、
概ね半月ぐらいことにやるべきことを決めていきます。

中期は、ひと月単位ぐらいでよいかと思います。
来月は過去問を2回取り組もうなどを計画します。

短期は、1週間単位です。
1週間の中には、1日ぐらいは、余裕日を置いてください。
突発的に他のイベントが発生する可能性もあるので、
最初に立てた計画は、その通り進むことは少ないからです。
その余裕日で、達成できなかった分を取り戻してください。
また、計画どおり進んでいた場合には、
前倒し的に、次週のものに取り組み始めてください。

そして、何より重要なのは、
ノルマ・計画・スケジュールは何度も見直すことです。

自分に必要なこと、やるべき課題は
そのときどきによって変わってくるものです。
その変化に、ノルマ・計画等を柔軟に対応させることが大切です。

よろしければ参考にしてみてください。

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文章力の鍛え方
4881668285 文章力の [鍛え方]
樋口 裕一
ソーテック社 2007-07-14

お薦め度 by GolferPA
試験用 ★★★☆☆
実務用 ★★★★☆

を読んでみました。

ついつい上から目線、威張り口調で、
読者を少し憤慨させがちの方に適していると思います。
気付かせられる部分がありました。

筆者は小論文の神様と呼ばれる方。

文章がやわらかくなると思います。

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引出しの増加・メンテナンス

先日は、新たな論点が出題されたときの対策のために、法的問題処理回路を構築しましょう、というお話しをさせていただきました。

今日は、自分の引出しを増やし、また、しっかりとメンテナンスしましょう、というお話しです。

最近の論文試験においてはマイナーな論点も出されますが、やはりそればかりではなく、従来からよく出題されているメジャーな論点も多数出題されています。
このような論点については、論文試験向け勉強をされている方々であれば、ある程度、書いてきます。
したがって、基本的な論点、著名な論点については、書き負けないように、しっかりと書けるようにしておく必要があります。
この際、注意すべき事項は、判例・裁判例をベースにした論点については、できるだけ一字一句、そのままの文言を暗記するということです。メジャーな論点は、答練や過去問を解いている中で何度も出会うため、ある程度は覚えていて書くことができると思います。ただ、この「ある程度」のままだと、他の受験生の皆さんに書き負けてしまう可能性が高いのです。
なんとなく言いたい事やわかるのだが、自分の言葉で書かれたものと、しっかりと判決文に沿った文言が書かれているのとでは、採点者側の心証は大きく異なると思います。
既にマスターしたと思っていた論点についても、今一度、しっかりとメンテナンスしておきましょう。

こうやってしっかりとメンテナンスをしてはじめて自分の引出しになったと言えると思います。
そして、この自分の引出しをできるだけ増やしていくことが大切です。
先日お話ししたように、新たな論点が出題されても、法的問題処理回路があれば対応可能ですが、やはり知っていないよりも知っていたほうが全体的な処理は速く済みます。知っていて損はないということです。
したがって、普段から、できるだけ貪欲に、様々な論点に触れ、それを自分でしっかりと噛み砕き、自分のものにしていく作業を継続していってください。一つでも自分の引出しが増えるほうが、本番は楽になると思います。

よろしければ参考にしてみてください。

 

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法的問題処理回路
最近の論文試験では、長文化・小問化など、以前とは異なる傾向になってきています。
しかし、実際に書くべきことは、以前とそれほど大差ないと感じています。

ただし、問われる範囲は、以前よりは少し広がってきているように思えます。
つまり、以前は、メジャーな論点について聞かれることが多かったのに対して、最近は、メジャーな論点にプラスして、これまであまり出されたことがない論点について考えさせるような問題が出題されているような気がします。

ときには、学説等でも割れているような内容について問われます。

では、このようなマイナーな論点が出たときに、どのようにすればよいのでしょうか。

単純に考えれば、覚えるべき論点を増やす、ということです。
とにかく、様々な書にあたって、問われそうな論点を拾ってきて、自分なりに整理しておくことです。

でも、これでは、あまり時間がない受験生にとっては無理難題です。

では、どうすれば・・・

メジャーな論点を再度じっくり噛み砕いてみること。
どういう背景があって、どういう根拠で、どういった結論になったのか。
また、その結果について更なる問題点はないのか。
そういったことをあらためてきちんと考えてみることがいいのではないでしょうか。

メジャーな論点であれば、解説されている本は沢山あります。
違った観点を多く学ぶためにも、そういった本を数種読んで、自分の頭で整理する練習をしておく。

そうすると、学者の方々に比較すれば性能はあまりよくなくても、法的問題処理のためのそれなりの回路が頭の中にできると思うのです。

その回路ができてくれば、これまで勉強したことがないような新たな論点が出題されたとしても、なんとかかんとか論理を組み立てることができると思うのです。

要するに、内容を覚えることに時間的な限界があるのであれば、問題を解決するための枠組み、スキームを身につけておくことがよいのではないか、ということです。

よろしければ参考にして、がんばってください!

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短答過去問のやり方
短答過去問は、皆さんの多くは、
各肢ごとに、その内容の成否について○×をつけていくと思います。

そして、間違えた肢については、チェックしておいて、
後日、再トライしていると思います。

ただ、問題(肢)によっては、
自信がなくて、ある程度、えいや、
で成否を判断しているものもあると思います。

そして、その結果、正解となったものもあると思います。

重要なのは、この「えいや」で正解になったものです。

ほとんど反射的に正解できる問題(肢)は
時間の無駄なので、再度やる必要はありません。

しかし、「えいや」で正解になったものは、
しっかりと復習し、ある程度期間を置いた後に、
再トライしてみる必要があります。

この「えいや」で正解した問題(肢)が
本番では、勝負の分かれ目になる可能性があります。

私は、この「えいや」で判断した問題(肢)には、
「?」印をつけるようにしていました。
そして、その自信度によって、
「?」「??」「???」と3段階に分けていました。
(あとにいくほど、)自信なし)

「?」はあと一歩というところなので、
この印をつけたものを優先的に習得できるように努力します。
そして、次は、「??」

60問全肢の中には非常に難しい問題(肢)も含まれています。
そのような問題(肢)は正解できなくても合格できます。
そのような難しい問題の解決に時間をかけるよりも
(普段の勉強時も、本番時も)
あと少し、という問題(肢)をきちんと正解できるように、
時間をかけて、努力してみるといいと思います。

よろしければ、参考にしてみてください。

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条文の読み込み

論文試験・口述試験、否、短答試験においても、
条文の読み込みは重要になってきます。

では、条文の読み込みって一体どうやるのでしょうか?

人それぞれイメージがあると思うのですが、
私的には以下のような感じです。

・素読
  条文を一字一句そのまま読む。

・精読
  条文の趣旨・定義・要件・効果・留意点を
  頭に思い浮かべながら読む。

・速読
  主語・ただし書・文末表現等の要点だけをみて
  さっと読む。

・連読
  制度等(たとえば、関連意匠制度)で
  関連する条文を探してまとめて読む。

・準読
  準用しているおおもとの条文を調べて読む。

・暗読
  暗記しながら(目で見た後、そらでリピートする)読む。

これらの読み方をその状況にあわせて
(短答前、論文前、口述前)
組み合わせて、読み込みを行ってきました。

読み込みにかかる時間は、各々によって違ってきますが、
一番短い速読だと、特許法だけで、2時間ぐらいです。
精読なんかだと、10時間ぐらいかけることになります。
(ただし、趣旨とかの理解・暗記度が深まるにつれ
 時間が短くなっていきます。)

読み込みといっても、いろいろあるんだなぁ
と感じていただければ幸いです。

よろしければ参考にしてみてください。
 

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合格後の姿を想像して
今日は、妻にバレンタインチョコケーキを
作ってもらっている間に
息子と二人で散歩に出かけました。

自宅近くの街をゆっくり景色を見ながら
歩きました。

あらためて、ゆっくり、街の風景を見ていると、
これまで見えてなかったものが見えてきました。
あらたな発見です。

弁理士試験合格までの約5.5年は、
自宅周りを散歩しても、
頭の中はほとんど試験のことで一杯で、
今思うと、周囲のものを
見ているようで見ていなかったんだなぁと。

今日、息子と歩いていて、
とてもゆったりとした気持ちで、
近所の街の風景を楽しむことができたのは、
合格できたおかげだということを
あらためて感じました。

試験勉強中は、なかなか
そんな余裕はないかもしれませんが、
合格後の、このゆったりとした気持ちは
めっちゃ気持ちいいです。

受験生の皆さん、
皆さんそれぞれの合格後の姿を
思い描いてみてください。

特に苦しくなって、
勉強が嫌になったり、
モチベーションがさがったりしたときなどは、
強く思い描いてください。

きっとあとひと踏ん張り、
がんばれると思います。

皆さん、がんばりましょう!

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運を味方につけるには
平成20年度の弁理士試験の
口述試験の再現を掲載しました。

試験終了後すぐ作り、
親しい方には送っていたのですが、
公表することは少し控えていました。
(他の受験生への影響等を考慮して)

合格発表も終わり、
次のステップ
(合格者は実務修習、受験者は平成21年度の試験)
に入っていると思いますので、
公表することにしました。

ご覧いただければとおわかりのように、
私の場合、比較的、試験官の方に恵まれたと思います。

同じ日・同じ時間帯の他のレーンでは、
12人のうち半分以上が落とされたところもあり、
相対する試験官によっては、
合格率が少し変わってくる可能性も否めません。

ただ、運を見方につけられるかどうかは
自分次第のところがあると思います。

私の場合、口述試験は、面接試験ではなくて、
知財法のお話しをする場であり、
できるかぎり、落ち着いて、先生方と会話をしよう、
ということをずっと心に言い聞かせて、
口述模試等に参加していました。

口述模試の最初の頃は、慣れないこともあって、
お話しではなく、やはり一問一答、
答弁的な対応になってしまいましたが、
数をこなしていくうちに段々と慣れていきました。

これが功を奏してか、
本番では、先生方と会話ができたと思います。
つまり、うまく先生方の誘導に乗れたと思います。

答弁型から会話型に変わるためには、
結構時間がかかると思いますので、
今年論文免除の方はもちろん、
今年短答から受ける方であっても、
早い時期から、このトレーニングに取り組むほうが
後々苦しまなくてよくなると思います。

がんばってください!

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ボールペン
弁理士試験の論文試験は、
短時間に大量の文字を記載する必要があるので、
ボールぺーンは結構重要です。

自分と相性のいいものが見つかるといい思います。

私も様々なボールぺーンを試しました。
論文答練のときだけでなく、
普段、何か書くときにも試してみました。

大きめの文字を書いたり、小さな文字を書いたり、
走り書きしたときや、比較的ゆっくりと丁寧に書いた場合、
また、筆圧をかけた場合、抜いた場合、
いろいろと試してみて、自分にあうものを選び出し、
本試で使いました。

書き味、握った時の感触は当然大事なのですが、
そのほか、見た目も重要だと思いました。

ゴルフクラブの選択のときもそうなのですが、
やはり気に入った見た目のものは
構えた時に、安心感・信頼感が得られるからです。

ボールぺーンごときで思うかもしれませんが、
自分の最大限の力を発揮しなければならない本番で、
少しでも自分に安心感・信頼感を与えてくれるものは、
たとえボールペンであっても、
大きな助けになると思います。

以下のリンク先で、
自分と相性のいいボールペンを探してみてください。

様々なボールペンのリスト

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プロフィール
HN:
GolferPA
性別:
男性
職業:
企業弁理士
趣味:
ゴルフ
自己紹介:
GolferPAです。
ゴルフ好きが弁理士になりました!
これからも知財のスペシャリストになるべく、勉強続けていきます!
皆さん、よろしくお願いします。

■2008年11月
 弁理士試験合格
■2009年4月
 弁理士登録
■2011年2月
 特定侵害訴訟代理業務
 付記登録

■2008年12月
 1級知的財産管理技能士
■2005年3月
 電気通信主任技術者
 (第一種伝送交換)
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BACKGROUND / tudu*uzu
DESIGN / Lenny